06_短歌」カテゴリーアーカイブ

嘘の履歴書

嘘の履歴書 愛猫の 肉球撫でる指先で 嘘をなぞる 紫の履歴書 カンパリにカルパッ … 続きを読む

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さよならと蜂蜜

さよならと蜂蜜 さようなら 思い出包むその腕で 違う男を抱き締める 初めての痛さ … 続きを読む

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呪いと縁(えにし)

呪いと縁(えにし) 母恋し 亡く泣く歳月 どこにある 見上げた空が 茜に滲んで … 続きを読む

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街の目

街の目 赤黒い毛布一枚で眠る人路上を見上げる鋭い眼光 片手間にピンクの携帯忙しく … 続きを読む

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マニュキアと乙女

マニュキュアと乙女 サイダーのような泡たちたちまちに弾けて痛い恋心たち マニキュ … 続きを読む

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忘却と消去

忘却と消去 死みたいな詩を書き綴り 自分をデリートしたい夜 闇色のロングスカート … 続きを読む

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鬼とバレンタイン

鬼とバレンタイン 豆拾い 群がり横取り延びる手に 人の本性 「鬼は内」「鬼は内」 … 続きを読む

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楽園喪失

LOST PARADAISE 言葉無く 闇に残骸撒き散らし 四角い孤独が 影絵の … 続きを読む

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家族とため息

家族とため息 母親を 蹴飛ばし逃げた20代 介護が始まる母の還暦 働いた金は全て … 続きを読む

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卑屈と反省と自暴自棄

卑屈と反省と自暴自棄 紙切れの上で喧嘩を売る口は 人に響かず犬が遠吠え 難しい言 … 続きを読む

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